常盤台めぐみ幼稚園

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えんだより 巻頭言 3月

「光の子として歩みなさい」 エフェソ5:8

遂に卒園と進級を控える3月を迎えました。この月を草木が生い茂る季節「木()(くさ)()や生ひ(おい)月」を略し弥生(やよい)と呼ぶのだそうです。冬の寒さの中、成長が止まったかのように思えた木々や草花が、春の息吹と陽の光に触れ、目を瞠(みは)る成長を遂げるこの季節。子どもたちの心身の成長もこの時期は特に大きいように思えます。

皆さまがこのめぐみ幼稚園で触れた教えの中に「すべての事には時がある」(コヘレト3:1)というみ言葉がありました。自然界の営みも季節によって違うように、子どもたちとの出会いを通し、一人一人の心身の全人的な成長は、神の与えられたその子の「時」があること。いやそれぞれに違っていても良いことを、私たちが学び、受容する者へと整えられていくようです。この社会は即効性や目に見えることだけで人も物事も判断してしまう傾向があります。しかしめぐみ幼稚園を卒園される子どもたちもお母さんや家族はそれだけではない心の目を持っておられることを願っています。「成長させて下さるのは神である」(コリント一3:7)ことを信じ、子どもたちの「時」を信じ、待ち続ける力が与えられますように。実は「光の子」とは、様々な暗闇のような考えに心が支配される時、神の言葉(聖書の教え)に聴いて、心の中に光を灯す方法を知っている人のことでもあります。日が沈み夜になっても光を灯す方法を知っているなら何も闇を恐れる必要がないように、「めぐみの子」たちがどこへ行こうとも、光を灯す方法を知っている「光の子」であることを信じて送り出せる幸いを感謝致します。

一年間、めぐみ幼稚園と共に歩んで下さり感謝致します。

園長:友納 靖史

 

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