えんだより 11月 巻頭言

お知らせ

「今、季節はなんでしたっけ?」と首を傾げてしまうように、寒暖差の激しい気候が続いています。毎朝、洋服選びにご苦労されて通園下さっていることでしょう。子どもたちと、日に日に違う天候や予報とにらめっこして、健康管理に気を遣う経験は、きっと将来、人生の予期せぬ出来事に立ち向かうた大切な訓練となり、意味ある時間であると信じ、今月も門庭にてお待ちしています。

 さて、二学期に入り、バザー、運動会など立て続けに行事が続きました。皆さま方の大きなお支えとお働きにより、全ての行事が守られましたことを、改めて御礼を申し上げます。今月のキーワードは「感謝」です。米国では感謝祭(サンクスギビング・デイ)という祝日が11月の最後の週末にあり、家族全員が集まってお祝いする人なっています。 

 Thanksgivingとは、単に感謝の思い(Thanks)を持つだけでなく、その思いを神や人々に対して、言葉や行動に示す(giving)ことの大切さが言葉の中に表されています。生活の中で互いに感謝の言葉を交わすことは、潤滑油のように私たちの関係性を円滑にする力があることは真実です。今月の聖句は、海の幸・山の幸の全てを、絶妙な日照時間や温度差で成長させ、与えて下さる神さま。その方に、「感謝して、心から誉め称えなさい」とあります。口先だけではなく、心を込めて感謝を表し、神さまへ賛美することは、決して簡単ではありません。それは人との関わりや会話の中でも、忙しいとついつい「心ここに在らざれば、視えども見えず、聴けども聞こえず…(儒教経書「大学」)」と言われる通り、私もいつも反省頻りです。幼児期は注意散漫、集中力に欠けることは当然なのですが、自分に興味があることには徐々に集中力が育ちます。園の時代は、その集中力にスイッチを入れる電気工事の真っただ中であるようです。園の礼拝において、感謝の心を呼び覚まし、心を込めて神さまへ讃美の歌を奉げる子どもたちに、やる気スイッチだけでなく、様々な祝福を神さまが与えて下さることを信じています。いつも水曜礼拝でお母さま方も心を尽くして礼拝に参加して下さることにも改めて感謝致します。

園長:友納靖史