常盤台めぐみ幼稚園

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えんだより 3月

「いつまでも残るもの」

いよいよ今年度最後の月、卒園式を迎えようとしています。振り返ると、あっと言う間の一年間、いや、人生そのものが、あっと言う間だと感じるのは、きっと私だけではないと思います。この3月、めぐみ幼稚園にとっても大きな節目を迎えます。学校法人「バプテスト基望学園・常盤台めぐみ幼稚園」へと移行するために、3月1日には東京都私学審議会による最後の現地調査が行われます。そして、3月31日をもって、「常盤台バプテスト教会附属・めぐみ幼稚園」の名称が使えなくなります。「何が変わるのですか?」と問われるなら、「これまでの基盤に立って、何も変わりません」と私はお答えしています。なぜなら、幼稚園創立以来、この約53年の間、時代も、集う人々も、建物も大きく変わりましたが、その根底に流れる、「キリストが幼子を愛されたように、私たちも幼子を愛する」という基盤は揺るがないからです。そしてこれからも変わらないでしょう。もちろん学校法人となることによって、より良い環境整備を行い、園児たちがより安全にかつ充実した教育環境で過ごせることを願っての決断でしたので、目に見える変化もこれから感じられるように努力する所存です。ここ数年、実に複雑な書類の準備と手続きのために、多くの方々の惜しみない協力を頂き相当なエネルギーを費やして参りました。通常の保育活動以外に学法化手続きに時間を注ぐことによって、何よりもこの常盤台の地に、この幼稚園が立てられ、3000人近くの園児とそれ以上のご家族の方々と出会い、共に過ごさせて頂いていることの素晴らしさに喜びと感謝を改めて深く感じる時とされて過ごしました。この園を巣立っていく園児たちの心に、ここで触れた御言葉が人生の光となって輝き続けることを祈り続けます。そして、次の御言葉が園児やご家族の皆さんの中で、数十年後に園のことを思い出される時、本当に真実だったと思って頂けることを信じ、大切な子どもたちを送り出したいと願っています。

「信仰と希望と愛、この三つはいつまでも残る。その中で最も大いなるものは、愛である」(コリント 一 13:13)

 園長: 友納 靖史

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