常盤台めぐみ幼稚園

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1月 えんだより 巻頭言

 

霜履みて 堅氷至る (しもふみて けんぴょういたる)

寒さを一段と厳しく感じる季節となりました。子どもの頃、寒い冬にも半ズボンをはかせられ、幼稚園・小学校に通っていました。正直、家のストーブから離れるのが辛かったのですが、冬には冬の楽しみもありました。その一つに、登校途中、田んぼのあぜ道など日陰にもっこりと出た大きな氷柱を踏んで、じゃりじゃりと、音を立てて遊ぶことでした。冬になるとあの頃のことを懐かしく思い出すことがあります。皆さまの登園の途中、冬の自然の織りなすどのような情景があられるでしょうか。

上の言葉は中国の易経の一節です。霜を踏んで歩く時期の後には更に氷の張るような寒い時期がやってくることを予見する大切さ語ります。イエスさまも、いちじくの葉が茂ると夏が近いことを悟れと語られました。どんなに寒い冬も、その後に必ず暖かい春が到来します。厳しい寒さの後に控えている、春の暖かさを思い起こすからこそ、寒さに絶え得る力が湧いてくるのかもしれません。まだまだ寒さが続きますが、子どもさん方と共に登園される皆さま方を応援しつつ、門にてお待ちしております。

園長 友納靖史

 

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